論理的ではなく「非連続的な思考」がもたらす成果 リスクもコストもほぼゼロで成果を出す方法
任天堂の「クリエイティブジャンプ」
任天堂は、私が物心ついた頃から、常にクリエイティブの最前線にいる企業です。『崖っぷちだったアメリカ任天堂を復活させた男』を読んで、改めてそれが不断の努力によって築き上げられてきた地位なのだと感じました。
製品1つとっても、どういうコミュニケーションを通じて、どういうマーケットに届けるのか、どういうプロモーションを通じて、手に取られるように値決めをし、販売していくのかという所まで、チーム一丸となって努力されてきたことが理解でき、刺激を受けました。
私は今まで、任天堂のプロダクトに対して、日本の消費者に刺さるように開発されているイメージを抱いていました。「脳トレ」シリーズや「Wii」などは、親子3世代がお茶の間で楽しめますし、「Nintendo Switch」は、放課後、友達の家に集まって対戦するという、日本の家庭や社会の距離感の上に成り立っているように見えます。でも改めて考えてみれば、それが、国内のみならずグローバルでも通用するプロダクトに昇華されていることに驚かされる思いです。



















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