予定調和の24時間TVにドラマを生む方法

本物の「チャリティRUN」を教えます

そういえば、大阪マラソンに申し込みをしたときに、「あれ?」と思ったことがあった。参加料は1万800円で、それ以外にチャリティ募金として500円×2口以上が必要になるからだ。これでは、チャリティではなく、強制寄付になってしまう。大阪マラソンは「チャリティ」の意味をもう少し考えた方がいい。

DAIGOに送る“魔法の言葉”

さて、話を『24時間テレビ』に戻そう。どんなにレベルが低くても、それまでのトレーニングが足らないとしても、高額ギャラが発生していたとしても、頑張っている姿を見れば、自然と応援してしまうもの。せめて気持ちよく日本中が応援できるように、選ばれた“勇者”は「公約」を掲げるべきだろう。

チャリティ番組なのに、高額ギャラの出演者が視聴者に寄付を呼び掛けているからヤキモキしてしまうわけで、そろそろ不毛な論議をスパッと解決した方がいい。そこで、24時間テレビがドラマチックになって、全員がハッピーになる“魔法の言葉”をDAIGOに教えたい。

「時間内に完走できなかったら丸坊主にします。無事に完走できたら500万円を寄付します。だから皆さまも寄付をお願いします!」

走る前にこんな言葉を言ってほしい。DAIGOを応援する人はハンパない数になるだろう。しかも、高額ギャラの大半を寄付に充てたとしても、彼の好感度は上がり、その後の仕事でさらに潤うことができる。視聴者もDAIGOの頑張る姿に感動して、例年以上に「寄付をしたい」という気持ちが高まるはずだ。そして、集まった寄付金は、必要としている方々に届けられる。全員がハッピーになる仕組みだと思う。

DAIGOの祖父・竹下登は、「消費税」を導入した総理大臣として有名だ。孫のDAIGOなら日本のチャリティ番組に“本物のチャリティ”を導入した男と呼ばれるにふさわしい気がする(資金を集めるという意味では同じ)。しかも、今年の『24時間テレビ』は、「つなぐ~時を超えて笑顔を~」がテーマ。消費税導入時には国民から総スカンを食らったおじいちゃんのためにも、DAIGOには名家に恥じぬチャリティ精神を見せてもらいたいし、大きなことにチャレンジしていただきたい。

注目のスタートは8月22日(土)の19時頃。国民の声が届くことを祈る。

=敬称略=

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