オリンパスが90年代からの損失先送りを公表、不適切な買収を認める--高山修一社長記者会見一問一答
--ウッドフォード氏が社長にならなければ損失先送りも明るみに出なかったのでは。
ウッドフォード氏は社長としての資質に問題があった。ウッドフォード氏が社長になりたまたま早く明るみに出てかも知れないが、監査もあるのでいずれわかったと思う。
--社長と総務が組んで隠していたのに、本気で明るみに出ると思っているのか。
ガバナンスのレベルを上げていきたい。
--リリース以上のことは言わないつもりか。
はっきりしたことは分かっていない。明確になり次第、公表する。
--裏付けもないのにリリースしたのか。
森の話が妥当と判断した。一部の金額などは分かっているが、公表することで、第三者委員会の調査に影響を与えてはいけないと判断している。
--決算発表の予定は。
14日がメド。上場を維持できるように努力している。
--菊川氏は、事実上の解任か。
周りでいろいろあるから、辞任すべきと思ったのでは。
--ウッドフォード氏は不正を明らかにしようとして、菊川氏らに退任を迫り、返り討ちにあったということでは。
ウッドフォード氏は資質の問題。
--不正を見抜けなかったのは会社ぐるみだからでは。また、監査法人がしっかりチェックしていれば分かったのでは。
社長がやっていたのだから会社ぐるみといえばそうだが、皆が知っていてやったわけではないという意味では会社ぐるみではないと思う。監査法人についてはコメントを控えたい。
(東洋経済オンライン)
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