大企業ほど社長の「言葉が軽くなる」根本理由 「今の会社にとどまる」とヤバいかも・・・
通常、我々が目にする「社長」は、ニュースに出てくるような大企業のトップが多い。だから、それなりの人物に見える。仕立てのいいスーツを着て、身だしなみも整っている。
だが最近では、経営トップがセクハラで何代も続けて辞任するような破廉恥なケースも見られる。
それは、例外的なケースではないのかもしれない。
「社長サークル」で散財
東南アジアの歓楽街に行くと、「シャチョーさん、一杯どう?」と店の呼び込みから声を掛けられることがしばしばある。
もちろん、営業トークでもある。日本の会社で一番エラい肩書きが「シャチョー」だから、そう言っておけば悪い気はしない。
だが、実際に歓楽街に社長が来ているのだと思う。経営者仲間や、部下、取引先を引き連れてやってきて、最後に支払いをして帰っていく。
だから、東南アジアの女の子たちは「シャチョー」こそが、カネを払うボスだと認識している。
それは「ニッポンの社長」の実態をよく捉えていると言える。
彼らは、つるんで夜の街に繰り出す。社長サークルとでも言おうか。そんな散財ができるのも、社員が稼いでいるカネを経費として使えるからだ。
だからして、こき使っている社員が去って行かれては困る。
「食いっぱぐれるぞ」とは、本来は自分に言うべき言葉なのである。
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