大企業ほど社長の「言葉が軽くなる」根本理由 「今の会社にとどまる」とヤバいかも・・・

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

で、ここで、「会社とは何か」について考えてみたい。

そもそも、会社って必要なのだろうか?

この問いかけは、私が35年間にわたって会社取材を続ける中で、常に頭の中にこだましていたことである。

何のために会社があるのか、と。

「2人分」以上の成果があるか

私は、少なくとも、次の公式が当てはまらない職場はいらないと思っている。

1+1≧2

つまり、1人と1人が一緒に働いて、「2人分」以上の成果が出る、という意味だ。

もし、これが「2人分」に満たないのであれば、それぞれが別に働いたほうがいい。

これは、人数が増えていっても、同じ公式が成り立たなければならない。

で、あなたの会社はどうだろうか?

大企業、有名企業ほど、その存在意義が問われる。優秀な人材をかき集めているからだ。

要するに、世間体がいい職場ほど、危険が多い。

もし、あなたがそういう職場にいるとしたら、ぜひ、会社と仕事について考えてみてほしい。

金田 信一郎 作家・ジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

かねだ・しんいちろう

元日経ビジネス記者・ニューヨーク特派員、日本経済新聞編集委員。2019年に独立。著書に『失敗の研究』『つなぐ時計』『テレビはなぜ、つまらなくなったのか』など。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事