「老朽化した公園を改修するにあたり、自治体の担当者が『注目のスケートボードの施設を作るのはどうだろう』と、考えるわけです」
だが、自治体のスケートパークへの理解は「十分とはいえない」という。
「スケートパークは人や社会とのつながりを学ぶ『教育の場』であり、『自己発見の場』だとぼくは考えています」
今年1月、内閣府の「孤独・孤立対策に資するNPO法人等への調査」で、河崎さんらはスケートパークの企画・運営について、ヒアリングを受けた。
スケートパーク運営が「孤独・孤立対策や予防につながる」(調査報告書)とみられたからだ。