夏の防災対策は「冷蔵庫」が肝、今こそ安全確認を 動画やイラストが豊富、役立つサイトを紹介
子どもと15秒で家具転対策の手順を確認できる東京消防庁のYouTubeアニメ動画『地震から命を守る家具転対策!』もあります。
レイアウトを工夫する場合、寝ている場所に落ちてきたり、倒れてきたりするものを置かないことを最優先に対策をしてください。寝ている時が一番無防備になります。
参考までに東京消防庁は、B-VRというCGを使ったVR動画を公開しています(防災教育VR「B‐VR(ビーバー)」特設ページ)。
首都直下型地震を想定しているので(動画ではM7.3の震度6強)、揺れている時間は南海トラフ地震の想定より、短いです。「もっと長い時間揺れたらどうなる?」を想像して見ていただければと思います。
自宅編、通学路編、学校編があり、360度VR動画なので、画面をスクロールして、家具やブロック塀に焦点を合わせ、転倒までの詳細な動きを見ることができます。
冷蔵庫の中身が出て倒れてきたり、ソファやテレビが飛んできたりします。机の下に潜ろうとしても、机が飛びながら転倒し、ガラスも一瞬で割れています。
震度6強になると、揺れている最中に動けません。事前対策こそが重要で、そのポイントが視覚的にわかります。親子で学習できるシートも無料でダウンロードできます。
映像は子どもが怖がりすぎないように配慮されていますが、実際に親子で対策を取ってみることが安心にもつながります。
机が飛ばない対策
学校編の動画では学校の机も飛んでいます。能登半島地震の被災地でも、机の下に潜った方が、机ごと飛ばされた体験談もお聞きしました。
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