「認知症とお金」症状が進んだ時の医療・ケア費は? 骨折や脳卒中などを合併したら負担はさらに増
身近な病気になった認知症
「私が大学生のころ、認知症といえば『遠くのおじいさん、おばあさんのこと』で、イメージしづらい病気でした」
そう振り返るのは、東京大学大学院特任准教授で公衆衛生学と医療政策を研究する五十嵐中(あたる)さんだ。それが今では自分の家族や親族、あるいは知り合いなど、身近な病気として実感するようになった。
認知症は、「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれる時期から、年単位の時間をかけてゆっくりと進行する場合が多い。認知症に移行すると症状は軽度、中等度、高度と進んでいく(※外部配信先では図表を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら