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日本の大問題「"組織カルチャー"の変革」の秘策 ポイントは「"LOFT"カルチャー」!専門家が解説

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  • 遠藤 功 シナ・コーポレーション代表取締役
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それは次のようなものである。

Light─身軽ですばやく主体的に挑戦するカルチャー
Open─開放的で、お互いに助け合い、協力し合うカルチャー
Flat─関係性がフラットで、仲間に感謝し、称賛し合うカルチャー
Tolerant─耐性、受容性、復元力が高く、粘り強く実行するカルチャー

世界のエクセレントカンパニーは組織カルチャーの重要性を経営者自らが認識し、社内に訴えかけ、自ら実践することで、健全で良質な組織の「土壌」を育んできた。

思い切り力を発揮し、自己実現できる環境を整えてきたからこそ、世界中から優秀な人材が集まり、新たな価値を生み出すことができている。

そして、従業員がのびのびと働ける環境づくりに投資を惜しまず、お金をかけてきた。

日本企業は「カルチャー」に投資してこなかった

これまでの日本企業は、「人材に投資する」とは言ってきたが、「カルチャーに投資する」とは言ってこなかった。

しかし、人材と組織カルチャーは「ワンセット」で考えるべきものである。健全で良質な組織カルチャーがあってこそ、人材はいきいきと働けるのである。

サントリーホールディングスは2022年3月に、それまでの「ヒューマンリソース本部」という名称を「ピープル&カルチャー本部」へと変更した。

これは、たんなる名称変更ではない。

人と組織・風土改革を一体のものとして捉え、継続的な成長を実現できる人づくり、組織づくりを推進するという経営の意志のあらわれである。

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【まずはトップ自らが変わること】

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