「10年以内に温暖化の臨界点」迎える地球の今後 世界平均気温が過去最高を「連日更新」の衝撃度

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(写真: Andrey Rudakov/Bloomberg)

7月22日は地球の記録上、最も暑い日となった可能性が濃厚だ。予備データは世界の平均気温がセ氏17.15度となったことを示しており、前日に打ち立てたばかりの記録を塗り替えた。

過去・現在・未来の気候について情報を提供するヨーロッパ連合(EU)の機関「コペルニクス気候変動サービス」が24日に発表したこのデータに、一部の専門家たちの間で動揺が広がっている。

ここ2年でステージが変わった

コペルニクス気候変動サービスはその週、21日に世界の平均気温が17.09度で観測史上最高を記録したと発表していた。ところが翌日には、22日は少なくとも記録が始まった1940年以降で最も暑い日だったと発表することになった。

この週に立て続けに記録が更新される以前は、昨年の7月6日に2016年以来守られてきた記録を抜いたセ氏17.08度が最高だった。

21日と22日の気温は平均値のため、地球上の一部の地域ではその暑さがもっと厳しく感じられた。

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