頭のいい人なら「5秒で解ける」一見複雑なクイズ 「6つの分数を足す問題」が一瞬で解ける考え方

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いかがでしょうか? 普通、こういう問題を見たら、「?」の中にいろんな数を入れていくと思います。「『?』の中が1だったらどうなるかな?」「2だったらどうなるかな?」と、いちいち挿入して、計算して、「=7」になる数を探していくのが普通ではないかと思います。時間をかけてそうやって計算をしていけば、答えを出すことは容易です。

先読みできる人には「こう見えている」

でも、「先読み」ができる人だと、5秒でこの問題を解くことができます。まずそもそも、この問題を見たときに、全然違う「見え方」をするのです。

どんな問題に見えるかというと、こういう見え方をします。

「?」の部分の数字が同じなので、分母は1つにまとめることができます。ということは、先ほどの問題は「(1+2+3+4+5+6)/?」を求める問題だと先読みすることができるのです。

どうでしょうか? こう考えると、この問題は考えやすいですよね。こう考えれば、この「1+2+3+4+5+6」という足し算をして、その合計を「?」で割ったときに7になる数字を考えればいいわけですね。

さて、これで答えが簡単に出せるようになったわけですが、もう1つ、先読みができる人なら見えてくる世界があります。それは、こんな式です。

この図のとおり、実は「1+2+3+4+5+6」は、「(1+6)+(2+5)+(3+4)」と順番を変えることができます。そして、「1+6=7」「2+5=7」「3+4=7」なので、合計して7になる足し算が3組あるというわけです。

となると、分子は「7×3」であると瞬時に判断することができます。ということは、「7×3÷?=7」となるわけなので、「?=3」となるわけですね。答えは3になります。

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