日本郵政の会見で西室氏は今後の東芝トップについて、「私のほうにも手を挙げている方がぼちぼち来ています」とも話した。火中の栗を拾って実績を作ろうとするプロ経営者が売り込みに来たのだろうか。それとも意欲のある社内幹部がアピールしているのか。いずれにしても、今の東芝の”顔”が誰なのかを示すエピソードだろう。
西室氏は東芝の中ではきっての国際派トップ。1990年代前半のDVDの規格争いで、ソニー・フィリップス連合を打ち負かした実績が買われ、1996年に8人抜きで社長の座についた。海外経験が長く非重電の営業畑を歩んだ西室氏が抜擢されたことで、東京大学卒・重電畑というトップ人事の慣例がこの時に崩れた。
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