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ハリス支持へハリウッドスター結集で起きること 巨額の寄付金が示す熱狂、一気に巻き返しムードへ

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  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト
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そんなところへ、トランプの暗殺未遂事件が起きたのだ。この恐ろしい出来事を受けて、共和党は団結。「トランプは“選ばれし者”だから助かったのだ」と神格化するような声まで一部の支持者から出たところへ、さらに39歳のJ・D・バンスが副大統領候補に指名されると、キャンペーンは大きく勢いづいた。何もできずに手をこまねいているだけの民主党との差は広がるばかりだ。

と思っていたら、現地時間21日、バイデンが撤退を宣言し、ハリスへの支持を表明したのである。民主党の大物や、熱烈な支持者ですら予想しなかったバイデンのその行動は、すべてを変えた。

ハリスは、2020年の大統領選に出馬し、バイデンをはじめとする多くの民主党候補者と争ったとき、早々と撤退を強いられている。バイデンの副大統領候補に指名され、史上初の有色人種女性の副大統領が誕生したときこそアメリカは興奮したものの、就任後の評価は決して高いとは言えなかった。

候補がハリスに決まった納得の理由

バイデンの撤退宣言前には、彼が撤退を決めてくれた場合、そのままハリスを候補者にスライドさせるのが妥当なのか、ほかの有力な候補と争わせるべきなのかという議論もしばしば聞かれた。

クルーニーは、「The New York Times」の意見記事で、ハリスのほか、カリフォルニア州知事ギャヴィン・ニューサム、ミシガン州知事グレッチェン・ウィットマーなど複数の名前を挙げたうえ、それらの人々に討論をしてもらって決めることを提案していた。いずれにせよ、「絶対にハリスにするべきだ、彼女なら勝てる」という雰囲気ではなかった。

だが、バイデンがハリスを指名したことで、突然にして答えが出たのだ。そして、民主党支持者は、驚きながらもそこに飛びついた。考えてみれば、いろいろと意味をなすからである。

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