古代国家はいつ成立したか 都出比呂志著

古代国家はいつ成立したか 都出比呂志著

日本で最初の古代国家は、7世紀から8世紀に誕生した律令国家であるとされるが、当然、そこに至るまでには未成熟な「初期国家」があった。本書は、その成立過程を考察している。

古墳時代が始まる3世紀前半から律令国家誕生までを視野に、国家という制度はどのように構築されていったのかを、首長の墓の変遷、集落の構造、富を蓄えた倉庫の様子、大陸との関係などを手掛かりに、これまでの考古学の成果に基づいて探っていく。

日本特有の墳丘墓である前方後円墳はどうやって生まれたのか。地域国家は存在したか。あるいは、現在でも謎に包まれる邪馬台国の所在地など、これまでの論争に著者独自の推理を交えて解説する。

岩波新書 756円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 小室淑恵 「覚悟の働き方改革」
  • 若者のための経済学
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ホンダとGMが提携拡大<br>露呈した自前主義の限界

ホンダが米GMとの部分提携を大幅に深化させ、北米事業の幅広い分野での包括提携に踏み出しました。最大の目的は、低空飛行が続く4輪事業の収益改善。新型コロナによる事業環境の悪化も提携拡大を後押ししました。

東洋経済education×ICT