古代国家はいつ成立したか 都出比呂志著

古代国家はいつ成立したか 都出比呂志著

日本で最初の古代国家は、7世紀から8世紀に誕生した律令国家であるとされるが、当然、そこに至るまでには未成熟な「初期国家」があった。本書は、その成立過程を考察している。

古墳時代が始まる3世紀前半から律令国家誕生までを視野に、国家という制度はどのように構築されていったのかを、首長の墓の変遷、集落の構造、富を蓄えた倉庫の様子、大陸との関係などを手掛かりに、これまでの考古学の成果に基づいて探っていく。

日本特有の墳丘墓である前方後円墳はどうやって生まれたのか。地域国家は存在したか。あるいは、現在でも謎に包まれる邪馬台国の所在地など、これまでの論争に著者独自の推理を交えて解説する。

岩波新書 756円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
JR北海道<br>労使癒着の深い闇

赤字路線を多数抱え、自力再建が難しいJR北海道。来年にも経営支援のために公金が投入される。だが、革マル派と密接な労働組合と会社の労使協調路線を放置したままでよいのか?