「石丸伸二を支持する人」の熱が冷めてきた事情 小泉純・橋下両氏に並ぶ「SNS時代」のトリックスター

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これを受け、一連のインタビューの映像がX(旧ツイッター)上で拡散されると、SNSでの石丸氏への批判が急拡大。「終始挑発的な受け答え。こんな人が国政に出て来ると思うと恐怖しかない」「不機嫌と言葉の圧で有無を言わせない過去のパワハラ上司を思い起こさせ辛くなった」などの書き込みが相次いだ。

「女子供」「一夫多妻制」発言も大炎上

特に、石丸氏がフジテレビに出演中、「女子供」という表現を使ったことが問題視された。やり取りの中で「女、子供に容赦をするっていうのは優しさじゃないと思っている」と説明したためで、石丸氏は「前後を聞いてもらえば……」と釈明したが、「女性らを下に見ている」としてネット上でも大炎上となった。

こうした一連の石丸発言を巡る大騒ぎの終着点となったのが都知事選から1週間後の14日午後に放送された読売テレビ「そこまで言って委員会NP」での質疑応答。パネリストが、衆院議員や兵庫県明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏、作家の竹田恒泰氏、元参院議員でタレントの田島陽子氏、元都知事の舛添要一氏らという「強力メンバー」で、石丸氏は「コーナーゲスト」として“緊急参戦”した。

その中で泉氏が「日本をどう変えていきたいのか」と質問すると、石丸氏は「人口減少への危惧」を挙げ「ほとんどの方は知っている話のはずですが、その危なさになぜか気づけていない」と断言。田嶋氏が「どういう具体的なことを考えているか」と迫ると「いまの社会の規範では無理だが、例えば、一夫多妻制を導入するか、遺伝子的に子どもを生み出すとか」と発言すると、居並ぶパネリストは呆れ顔となり、ネット上でも「一夫多妻制」がトレンド上位となった。

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