「雨に濡れづらい」靴・パンツ・ビジネスリュック・傘について伝えてきましたが、湿度の高い時期は、メンテナンスにおいても印象に差がつく可能性を否めません。とくに独り暮らしの男性ビジネスマンは、洗濯の部屋干しに慣れていらっしゃらない方も多いのでは。
部屋干しによる生乾き臭の原因&対策を理解しよう
雨天が多い梅雨時期は、ワイシャツや肌着を、部屋干しせざるを得ない状況がありますが、このとき生じる生乾き臭は「モラクセラ菌が増殖するときに出す排泄物」が原因だそうです。2011年に花王と愛知学院大学の共同研究発表により注目され、それ以降、殺菌力が強い「部屋干し用の洗剤」も各社で見かけるようになりました。そして同時に、干し方についても理解しておきたいのです。
洗濯物に残った汚れや皮脂を栄養にして繁殖するこの菌は、「乾燥までに時間がかかってしまったときに活性化」するため、部屋干しの際には「洗濯もの同士の間隔を空けること」、「湿気がこもりやすいカーテンレールは避け、浴室乾燥機や扉の桟(さん)に引っ掛けること」も一案です。
また洗濯物の生乾き臭と同じく、革靴も濡れたままではニオイやカビの原因になることは周知のとおりですので、「濡れた革靴に丸めた新聞紙を入れる」というケアを実践しましょう。ただ最近では「そもそも新聞を取っていない」という世帯も多いので、代用品として吸水性のあるキッチンペーパーが活躍します。
「撥水効果のビジネスアイテム」と「メンテナンス」を駆使して、雨の日もパリッとした印象をキープしましょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら