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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。7日は「七夕賞」、それもぴったり「7月7日の七夕賞」だからつい力が入る。

福島競馬場の七夕賞は、毎年「枠連7-7」が人気になることで知られている。たぶん今年もよく売れるだろうが、本当に7-7が来たのは1986年の1回だけである。ともあれ、東京都民でないので、当日は東京都知事選挙よりもこっちが重要だと考えたい。

想い出詰まった10年目の福島、七夕賞は「あの馬」で

七夕賞の日の筆者の福島競馬場通いは、コロナ禍で3年間の中断を挟んだものの昨年、めでたく復活し、今年でとうとう10回目を迎える。ここまで来ると、「震災からの復興を見届けるために……」という当初の思いはかなり薄れてきて、恥ずかしながら「とにかく楽しいから今年も行く」という感じになっている。

福島競馬場はとても雰囲気がいい。周辺にはおいしい店や観光スポット、このコラムを2019年までご一緒したぐっちーさんと一緒に泊まった温泉など、たくさんの想い出が積み重なっている。問題は「馬券を大きく当てた記憶」が乏しいことだ。七夕賞と言えば、過去10年の1番人気の戦績が【1-1-1-7】という波乱のレースで、なかなか勝たせてくれないのである。それでも競馬仲間と行く旅の楽しさは何物にも代えがたい。読者諸兄、夏競馬は「旅打ち」に限りますぞ。

今年の七夕賞は、さらに抜けた存在がいなくて悩ましい。筆者の狙い目はリフレーミングだ。これまで福島競馬場の同じ舞台では2戦2勝。鞍上の丸田恭介騎手は、忘れもしない2018年の七夕賞では11番人気のメドウラークに騎乗して勝利し、昨年は13番人気のホウオウエミーズを3着に持ってきた福島巧者である。ここから手広く狙ってみたい。

最後に七夕賞の参考情報として、お薦めなのがユーチューブ番組「高橋利明の競馬のはなし」だ。地元紙・福島民報の名物記者、高橋さんが毎週金曜夜に届けてくれる競馬予想はすでに100回を超えている。

ちなみに6月30日の「ラジオNIKKEI賞」では、高橋さんは6番人気のオフトレイルを本命に指名して的中させている。筆者としては、「ああっ、乗っておけばよかった!」と悔やんでいるところだ。今回の七夕賞予想も必見と言っておこう。

※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は7月13日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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