東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場

アメリカ大統領選挙でバイデン氏は撤退するのか 民主党は「皆が納得する新候補者」を選べるか?

12分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES

ちなみに今後の政治日程は以下のようになっている。

7月9~11日     NATO首脳会議(ワシントンD.C.)
7月15~18日  共和党全国大会(ウィスコンシン州ミルウォーキー)
7月24日         イスラエルのネタニヤフ首相が訪米し、議会合同演説を実施
7月26日         パリ五輪開会式(~8月11日まで)
8月7日          候補者差し替えの場合の事実上の締め切り
8月19~22日 民主党全国大会(イリノイ州シカゴ)
9月10日        第2回テレビ討論会(ABC)
11月5日       アメリカ大統領選挙・連邦議会選挙投票日

仮にバイデンさんが自発的に再選不出馬を宣言したとしても、新たな候補者を選ぶための時間は1カ月程度しか残されていない。その間に皆が納得する新候補者を選出して、その下で新たなブームを起こせるか。その上でトランプ前大統領を倒せるのか。ここまで来ると、「進むも地獄、退くも地獄」みたいな状況である。

民主党の「選挙の弱い議員」で「バイデンおろし」?

それではこれからどうなるのか。たぶん民主党の「選挙の弱い議員さんたち」が黙っていないだろう、と筆者は想像している。弱い大統領候補の下で戦う選挙戦は、そうでない場合に比べて明らかに不利になってしまうからだ。

自民党総裁選挙のことを考えればわかりやすいだろう。自分の選挙が安泰な議員さんにとっては、「岸田おろし」を仕掛ける動機は薄い。逆に弱い議員さんは真剣になる。今はまだ衆議院議員の任期が2025年10月まであるが、これが「あと1年以内に選挙」ともなれば確実にお尻に火がつくはずだ。3年前の菅義偉首相(当時)がまさにそんな感じで、「こんな不人気な首相の下では総選挙を戦えない!」と、あっという間に引きずり下ろされてしまった。

次ページが続きます

4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象