終活の「適齢期」は自分の基準で決めればいい 無理にやっても「鬱々とした」気分になるだけ
足元、つまり自分の生活圏内を見てみる。最近の値上げ対策を考えると、「見切り品」を買うことで食品ロスの減少につながるかもしれないし、水道光熱費の高騰対策として節電や水の浪費を抑える暮らしぶりは、ほんのちょっとだけど地球に優しくなっている?
ボランティアや色々な形の支援の方法も見つけられるのが、この情報過多時代のいい面でもあるから「こんな世の中」と言っているヒマがあったら「シニア ボランティア 地域名」などで検索をかけてみてもいい。
時代小説が好きな私なんですが、当時の暮らしをそのまま今に持ってきて「1週間やってみて」と言われたら、絶対に音を上げると思います。
「こんな世の中」と言いつつ、すぐに宅配は届き、シニアがひとり歩きできるレベルの清潔さや治安が保たれている環境にいられることを「そんなの当たり前」と感じるとしたら、ちょっと自分勝手かもしれないと思うわけです。
こんな世の中だから……嘆いたり、怒ったりするだけでなく、動いたり楽しんだりしましょう。こんな世の中だから……こそ、ごまかさず自分のものさしで暮らしたいです。
「誰かの受け売り」じゃなく、自分の経験を尊重して
これは「こんな世の中だから……」と嘆く人が多いのと関係があるかもしれませんが、コメンテーターや評論家の受け売りなのか、そんなに評論しなくてもよくない? と普通に雑談をしながら感じること多しのこの頃です。
もともと、雑談があまり好きじゃないのもあるけれど、時間の無駄遣いと思うんですよねー、評論家っぽいというか誰かの受け売り。
何がイヤか、というと「誰々が言ってたけど」がつくので、自分の意見じゃないから最終的には責任取らなくていい感があふれ出ている。
その誰々に権威があろうが、見識があろうが「あなた自身はそれに対してどう思うの?」の方なら、ちょっとは聞いてもいいかな。
ほんと、すべてにおいて単なる受け売りはやめたい。せっかく70年以上生きてきたのだから、自分の経験や体感をもっと尊重してあげてはどうですか? と言いつつ、ご意見番みたいなのもなりたくないなぁ。
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