「ぐっすり眠れない人」今すぐ摂るべき5つの食材 「眠りを誘うホルモン」が睡眠の質を高める

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粉チーズ

乳製品にはトリプトファンが多く含まれています。「ぐっすりスープの素」に牛乳やチーズを足してアレンジすれば、睡眠に必要な栄養をより効果的に摂取できます。さらに、チロシンも多く含まれているのが特徴です。

ほかの食材の吸収を助けてくれる「お酢」

お酢には血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるため、睡眠の質を高める効果が期待できます。

朝までぐっすり眠れる 深睡眠スープ
『朝までぐっすり眠れる 深睡眠スープ』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

また、体脂肪・内臓脂肪の減少や血圧低下作用、疲労回復などにも効果的です。さらに、ほかの食材の吸収率を上げる作用もあります。

スーパーで手に入る食材ばかりで作れて、包丁やなべを使わずできるので、忙しい方でも続けやすいかと思います。

現に、このスープで夜中に起きる回数が7回から0回になった、朝とてもすっきり起きられるようになったという効果が出ています。

さらに、朝、昼、晩で追加する食材を変えることで、より睡眠改善の効果が期待できます。いい睡眠はまず食事から。ぜひ、毎日の睡眠のために試してみてください。

 
白濱 龍太郎 睡眠専門医

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しらはま りゅうたろう / Ryuutarou Shirahama

医学博士、産業医。医療法人RESM新東京・新横浜理事長。日本オリンピック委員会・医科学強化スタッフ、TOKYO2020選手用医師。日本睡眠学会評議員、総合診療専門医、社会医学系指導医。福井大学客員准教授。筑波大学医学群医学類卒業。東京医科歯科大学大学院統合呼吸器病学修了。

東京共済病院、東京医科歯科大学附属病院を経て、2013年に「RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック」を開設。睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどの睡眠にまつわる病気を適切に診断するために、最新の医療機器を導入し、日本睡眠学会認定施設として専門医療を提供している。主な著書・監修書に『1万人を治療した睡眠の名医が教える 誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法』『ぐっすり眠れる×最高の目覚め×最強のパフォーマンスが1冊で手に入る 熟眠法ベスト101』『ぐっすり眠る習慣』(以上、アスコム)、『こんなに怖い 図解 睡眠時無呼吸症候群』(日東書院本社)など多数。

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