●責任感がある
自分のことは自分で決めたいと思っています。決めたら納得するまでやり抜きます。芯が強く、流されず、妥協しません。人当たりがよいほうではありませんが、裏表のない誠実さから周りに信頼されます。
●葛藤する力がある
葛藤というのは、何か2つ以上の大切で譲れないことがあるときに、悩んで考えることをいいます。葛藤するためには、2つ以上のことを抱えて考えるだけの内面の容量が必要です。
内面に十分な余裕がなくて葛藤できないと、安易に楽なほうを選んだり、他の人の意見に流されたりします。
【HSC型のいいところ】
●人の気持ちがわかる
人の気持ちを理解するのが得意です。「相手がどのような気持ちでいるのか」「笑顔だけど心配事があるようだ」「顔にはだしていないが何か怒っているようだ」など、隠された気持ちや複雑な気持ちに気づきます。
人の気持ちを理解する力は、ひとりの人に対してだけでなく、グループやクラスなど集団に対しても発揮されます。
●思いやりがある
相手の気持ちに共感することができます。自然と相手を気遣い、困っていたら助けようとしたり、思いやりのある言動をします。
●洞察力がある
一を聞いて十を知る洞察力があります。また、嘘を見抜く力もあります。表面的なことだけでよしとせず、物事の本質は何かを理解しようと努めます。
●感受性の高さと想像力
感受性が高く、想像力が豊かです。日常生活の小さなことにも喜びを見つけます。また、文学や音楽、芸術に触れて感動でき、想像力を使って自分も表現してみたいと願います。
内向的でもちゃんと自信を持っている
子どもの年齢によっては、長所はまだうまく発揮されず、内気で頑固、人の気持ちに影響を受けやすいといった短所に目がいきやすいかもしれません。
しかし、子どもの性質を短所と誤解して直そうとすると、可能性を潰してしまう危険があるので注意が必要です。
また、内向型・HSC型ともに自信がないと誤解されやすいですが、そんなことはありません。自信満々な態度を見せないので気づかれにくいですが、ちゃんと自信を持っていますから安心してください。
内向型もHSC型の子どもも、とてもいい持ち味があるので、その性質を肯定して育ててあげることが大切です。
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