ホンダ新型EV「N-VAN e:」を見た現オーナーの本音 ガソリン車から乗り換えるメリットを考える

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N-VAN e:のリアビュー
N-VAN e:のリアビュー(写真:三木宏章)

ホンダの軽自動車でもっとも売れ筋の「N-BOX(エヌボックス)」を擁する「N」シリーズに属するバンタイプの軽自動車がN-VANだ。前述のとおり、2018年に登場したこのモデルは、通常は後席や荷室下にある燃料タンクを前席下へ配置する独自技術「センタータンクレイアウト」を採用。これにより、室内の低床化を図るとともに、1945~1960mmもの全高がもたらす高い天井と相まって、軽商用バンとしてはトップクラスの広い荷室空間を実現している。

また、後席シートだけでなく、助手席側シートにもダイブダウン機構を採用。3席ともに、背もたれを前に倒し、シート自体をフロアに収納する機能を持つことで、ほかの軽商用バンにはない、フラットで広々とした荷室を作り出すことも可能だ。

筆者が普段乗っている愛車のN-VAN
筆者が普段乗っている愛車のN-VAN(筆者撮影)

これらの魅力により、N-VANは、配送業などの商用ユースはもちろん、キャンプやアウトドアスポーツなどのレジャー用途で使うユーザーも多い。かくゆう筆者も、そんなN-VAN愛好家のひとりで、2021年8月に内外装に遊び心を演出した+STYLE FUNのFF(前輪駆動)ターボ車を購入。撮影機材などを積み込んで取材先へ移動するビジネス用途はもちろん、月に1回程度、バイクを積載してサーキット走行を楽しむトランポとしても使用。公私ともに、高い積載性や使い勝手のよさなどを享受し、かなりお気に入りの愛車となっている。

ベースのN-VANは4月に一部改良を実施

一部改良で設定された特別仕様車「STYLE+ NATURE」
一部改良で設定された特別仕様車「STYLE+ NATURE」(写真:本田技研工業)

なお、現行のN-VANは、2024年4月の一部改良により、安全運転支援システム「ホンダセンシング」をアップデート。アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えた際に加速を抑制する「急アクセル抑制機能」を追加したほか、アウトドアスタイルの印象を強調した特別仕様車「STYLE+ NATURE(スタイルプラス ネイチャー)」も設定した。また、筆者も所有する従来の+STYLE FUNは、新たに「FUN」グレードと名称を変更している。

次ページN-VANとN-VAN e:のグレード設定を比較
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