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国立高専機構トップが語る「大学との連携」の意義 「多くの機関と連携しないと前に進まない」

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谷口 功(たにぐち・いさお)/1947年奈良県生まれ。1975年東京工業大学博士課程修了。熊本大学教授などを経て、2009年から同大学学長。2016年4月から独立行政法人 国立高等専門学校機構 理事長 (撮影:梅谷秀司)

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18歳人口が急減する日本では、私立大の半数以上が定員割れで、赤字も4割に達する。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『本当に強い大学2024』は、入試から教育・研究、就職まで今の大学がわかるテーマを徹底取材し、1冊にまとめた「週刊東洋経済」の臨時増刊号だ。その誌面から、注目記事をお届けする。

大学レベルの技術者教育

本当に強い大学2024 (週刊東洋経済臨時増刊)
『本当に強い大学2024 (週刊東洋経済臨時増刊)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

高等専門学校(高専)と大学の連携教育が増えている。独立行政法人国立高等専門学校機構・谷口功理事長にその背景について聞いた。

──そもそも高専とはどのような学校なのでしょうか。

高等専門学校(高専)は中学校卒業後に入学し、5年間(一部商船系除く)で大学レベルの技術者教育を受ける学校だ。

卒業後は社会に出る者だけでなく、併設する専攻科への進学や大学の3年次編入(一部2年次)でさらに研究を続ける者も多い。卒業生は社会から高い評価を得ている。また、約4000人の教員の研究レベルも高い。

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