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大学との連携で変わる高専生のキャリアプラン 九州大学は9高専と連携教育プログラムを開始

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九州大学は、九州・沖縄の9の高専と連携教育プログラムを実施している (写真:KAZE/PIXTA)

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18歳人口が急減する日本では、私立大の半数以上が定員割れで、赤字も4割に達する。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『本当に強い大学2024』は、入試から教育・研究、就職まで今の大学がわかるテーマを徹底取材し、1冊にまとめた「週刊東洋経済」の臨時増刊号だ。その誌面から、注目記事をお届けする。
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全国に58校(うち国立51校)あり、5万6000人が学ぶ高等専門学校(高専)。大学と並ぶ高等教育機関の1つだ。NHKのアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)などで知られ、工学分野などの技術者を育成している。

近年、この高専と大学との連携の動きが広まっている。中でも2019年度に開始し、大学と高専が連携して教育を行う「共同教育課程」が注目されている。

とくに地域全域で積極的に進めているのが、23年に九州大学工学部と九州・沖縄9高専との間で開始した連携教育プログラムだ(下図)。

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