任天堂の驚く戦略、末期のSwitchでソフトを大奮発 6月18日の「Nintendo Direct」でサプライズ多数

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ゼルダ新作の主役はリンクではなく「ゼルダ姫」

昨今は「ゼルダの伝説」シリーズが破竹の勢いを見せているが、さらなる新作『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が2024年9月に発売されることが明らかになった。

ゼルダの伝説
いつもは緑色の少年「リンク」が主人公だが、今回は「ゼルダ姫」が主役となる新作が発表された(画像は任天堂公式サイトより)

発表から発売までの期間が非常に短いうえ、今回はリンクではなく、ゼルダ姫が主役のやや異色のタイトルとなっている。ゲームシステムにも大きな手が入っており、木箱、ベッド、水の塊などあらゆるものを“借りて”道を切り開く作りになっている。

これは、プレイヤーごとに攻略法が異なる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を思わせる作りである。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は大ヒットした作品だけあって、ゆえに本作もまた大きな注目を集めている。

このほかにも任天堂の新作タイトルが充実している。『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』は、おなじみマリオとルイージが主役のRPGだ。本シリーズを開発していた会社が解散してしまったため続編は絶望視されていたが、見事に復活を遂げたわけだ。

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