「業務時間外に連絡してくる上司」から逃げる方法 休日の業務指示からあなたの時間を守るには

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教えなくてはいけないのかと悩むなら、「この人にLINEを教えたくない」というのがあなたの本音です。親しくなりたいような素敵な相手なら、悩むどころか「やった!」と嬉しくなるはずです。

相手が苦手なタイプの人だったり、対応が面倒だと感じたり、プライベートと仕事を分けたいという人もいるでしょう。

ですが、教えたくない理由がなんであれ、あなたが教えたくないと思うなら、教えなくていいのです。

「仕事上のやり取りをしたいだけなのに」と、取引先から不満を言われることもあるかもしれませんが、プライベート用のスマホでLINEの交換をしてしまうと業務時間外にも連絡されかねません。

土日祝日関係なく仕事の連絡が来たり、業務に関係ないプライベートなメッセージがきたりする可能性もあります。

相手への罪悪感や申し訳なさから断れないような時には、「仕事上のやり取りだからこそ、普段業務で使っているツールでやり取りした方がいい」と考えてみてくださいね。

しつこくLINE交換を求められたら

断ってもしつこくLINEを聞かれることもありますが、そのような相手とは、なおさらLINEを交換すべきではありません。

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そういった人の多くは、仕事上の理由からではなく、あなたへの好意や興味からLINEを交換しようとしているからです。

事実、「仕事に全然関係のないプライベートなメッセージばかり来て困る」という相談が後を絶ちません。

仕事上の相手だからこそ、プライベートなLINEの交換は断ってもいいのだと、自分の決断を信じてください。

相手に気を遣って仕方なくLINEを交換して、その後トラブルになる方が大変ですから。

断るのは気が引けるかもしれませんが、「後で大変な思いをするよりもいい」と自分に言い聞かせてみてくださいね。

Poche 心理カウンセラー

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ぽっしゅ / Poche

精神科クリニックに併設のカウンセリングルームで10年以上心理カウンセラーとして勤務した後、独立。現在は人間関係、親子問題、機能不全家族専門カウンセラーとして活動。2021年より悩みを抱える方たちに「気づき」を得てもらうことを目的としたTwitterでの発信を開始すると、1年後の2022年初めにフォロワー2万人超えとなる。メールでのカウンセリング、対面カウンセリングともにいつも予約がいっぱいで、現在も数カ月待ちの人気カウンセラー。著書に『あなたはもう、自分のために生きていい』(ダイヤモンド社)、『あなたの「しんどい」をほぐす本』(KADOKAWA)などがある。

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