買収によってキリンHDは「内脂サポート」「年代別サプリメント」といったファンケルの健康食品ブランドを取得するほか、昨年8月にキリンHDが買収したオーストラリアの健康食品最大手・ブラックモアズとのシナジーも期待される。

各国の食品規制対応に詳しいブラックモアズの人材や、同社のシェアが高いオセアニア・東南アジアへの販路を獲得しており、ファンケル商品も拡販できる可能性がある。
吉村氏は「ヘルスサイエンスをビール・飲料事業に匹敵する事業に成長させたい。完全子会社化で制約を一気に解消し、成長軌道に乗せていく」と意気込む。今後10年以内に同事業で売上収益5000億円を達成し、アジア太平洋地域で最大級のヘルスサイエンス・カンパニーを目指すという。
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