東武日光線の「関門」南栗橋周辺に何があるのか 同期の杉戸高野台と宿場町・幸手の駅前風景

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「BLP南栗橋スマートヴィラ」はいままさに造成中といった雰囲気のまったく新しいニュータウン。東武鉄道やトヨタホーム、イオンリテールなどがタッグを組んで開発している住宅地である。最終的には172区画になるという。

「2023年度のグッドデザイン賞も受賞したんです。無人配送の実証実験をするなど、先進的なニュータウンとして開発しています。イオンスタイルもできましたし、BLPとは関係ないですが新しいマンションも建っています。南栗橋駅は終点とはいっても都心とつながっている駅ですから、少しずつ住民も増えていますね」

BLP南栗橋スマートヴィラ
南栗橋駅西口で開発中の「BLP南栗橋スマートヴィラ」。まだ造成中の区画も多い(撮影:鼠入昌史)

駅長が語る沿線の特徴

こう話してくれたのは、東武鉄道東武動物公園駅管区南栗橋駅長の神山守さん。日光出身で、入社してからも日光線の駅での勤務歴が長い、いわば“エキスパート”だ。

最近では、10年にわたって東武動物公園駅で働いていたこともある。そんな神山駅長が、南栗橋駅長として管理しているのは、ほかに杉戸高野台駅と幸手駅。通勤電車ならば東武スカイツリーラインと呼ばれる区間を過ぎて、日光線に入り終点・南栗橋駅までが、神山駅長が預かる駅だ。

南栗橋駅の神山守駅長
南栗橋駅の神山守駅長。駅名標にも「BLP」(撮影:鼠入昌史)
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