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ミセスのMV炎上「コロンブス」が犯した恐ろしい罪 YouTubeは公開後に批判のコメントが相次いだ

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)
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もちろん、先住民たちも、やがてコロンブスたちの行動に疑いを持ち、抵抗するようになる。すると、コロンブス率いるスペイン軍は、先住民たちを虐殺し、非人道的な弾圧と強奪を繰り返した。

コロンブスの一行は、香辛料、ジャガイモ、そして、タバコを持ち帰った。コロンブスは、新大陸ではじめて出会ったタバコについて、航海日誌に次のように書いている。

「一方の端に火をつけ、もう一方の端をちょっと吸ったり深く吸い込んだりして、息とともに煙を体内に入れている。この煙で体が鎮まり、ほとんど酔ったようになる。だから彼らは疲れというものをしらない」

病気も持ち帰ってしまった

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そうして喫煙の習慣をヨーロッパに持ち込んだだけではなく、梅毒という病気も持ち帰ってしまった。港で彼らを診察した医師はこう言ったという。

「神の御心によって、これまで知られていなかった新しい病気が私たちのもとへもたらされた」

その後、この病気は爆発的に流行し、世界へと広がっていく。コロンブスとその一行たちによる、ざんねんな行動が原因といえるかもしれない。

 

【参考文献】
クリストーバル・コロン著、林屋永吉訳『コロンブス航海誌』(岩波文庫)
コロンブス著、林屋永吉訳『コロンブス 全航海の報告』 (岩波文庫)
真山知幸『ざんねんな偉人伝』(学研)

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