「カラコンをつけると黒目に色が移る?」は本当か まことしやかに囁かれる「都市伝説」の真偽

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視線を動かすことで操作ができ、画面のクリックやスワイプなどの操作が不要になるため、完全なハンドフリーが実現すると期待されています。

たとえば、運転やトレーニングの最中、あるいは災害救助などの緊急時にも、動作を中断することなく、ほしい情報にアクセスできるのです。

これまでARコンタクトの開発において先端を走ってきたのが、アメリカのMojo Vision社が2020年1月に発表した「Mojo Lens」です。2022年3月には、基本的な機能の開発と実装がおおかた完了したことが発表されましたが、残念ながら現在は資金難で開発が中断しています。今後の動向に注目しましょう。

また、次世代のコンタクトはARコンタクトのほかにもあります。近年注目されている手術要らずの近視の治療法「オルソケラトロジー」に用いられるのは特殊にデザインされたハードコンタクト「オルソケラトロジーレンズ」。

これを就寝時に装着すると、寝ている間にレンズが角膜を圧迫し、角膜を適切な形状に矯正してくれます。起床後レンズをはずしても角膜の形状は一定の間維持されるため、日中は裸眼で過ごすことができるのですから画期的です。

視力の矯正法としては、目の中に小さなコンタクトを埋め込む「ICL(眼内コンタクトレンズ)」の認知も広がりつつあります。

技術の進化は日進月歩ですから、今後もさまざまな形でコンタクトが活用されていくことでしょう。未来のコンタクトを楽しみにしたいと思います。

コンタクトはレオナルド・ダ・ヴィンチが発明した?

今や日常生活になくてはならないコンタクトですが、そもそもの誕生はいつなのかをご存じですか?

実は、コンタクトの開発につながる原理を発見したのは、レオナルド・ダ・ヴィンチだといわれています。

1508年、ダ・ヴィンチは水を満たしたガラスボールに顔をつけて目を見開くと、網膜にどのような像が映るか実験を行いました。

そして、外の景色が違って見える現象を発見。これがコンタクトのはじまりというのが通説です。コンタクトに500年以上もの歴史があるなんて、驚きますよね。

それでは、その後のコンタクトの歩みを簡単にご紹介します。

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