「カラコンをつけると黒目に色が移る?」は本当か まことしやかに囁かれる「都市伝説」の真偽

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白目の表面を覆っている結膜は、まぶたの裏側とつながって袋状になっています。そのため、それより奥にコンタクトが入り込むということはないのです。

(出所:『いつも使っているコンタクトレンズのことを、あなたはほとんど知らないかもしれない あなたの大切な目を守る40の方法』より)

つけていたはずのコンタクトが「目の中でなくなった!」「見つからない!」というときは、大抵気がつかないうちにはずれてしまっているもの。

まずはコンタクトが床に落ちていないか、服にくっついていないかなど、冷静に探してみましょう。慌てて指で眼球を触ったりすると黒目に傷をつけるかもしれないので、気をつけてくださいね。

コンタクトを探しても見つからない場合は、自分で見える範囲の外までずれていたり、折りたたまれて眼球とまぶたの間に挟まっていたりすることが考えられます。

いずれの場合も、まぶたをクルッとめくると隠れていたコンタクトが出てくるでしょう。ただ、自分でまぶたをめくるのは結構難しいので、眼科の受診をお勧めします。

なお、コンタクトを見失うと危険なケースもあります。それは、目の中でコンタクトが破れたときです。何度も強く目をこすったりすると、レンズが破損することもあるのです。

コンタクトの破れに気づいた場合は、すみやかに眼科へ。破片が結膜の袋の部分に残っていることもあり、トラブルの原因になりかねません。

眼科では生体染色によって、細かいものを発見し、取り残しがないようにします。

眼科医の先生によると、眼科では目から取り出した破れたコンタクトをパズルのように組み合わせ、目の中に残っている部分がないかを確認するのだそう。受診の際は、破片も含めて自分で取り出したコンタクトを全部持っていくようにしてください!

「ARコンタクト」って実現するの?

自分の目で見ている現実世界にさまざまなデジタル情報を重ね合わせて表示するAR(拡張現実)。スマートフォンのゲームやカメラアプリなどで実際に使ったことがある人も多いのではないでしょうか。

そして、現在世界中の企業や研究機関で研究開発が進められているのが「ARコンタクト」です。

ARコンタクトとは、コンタクトにディスプレイや無線通信機能、モーションセンサーなどを搭載し、一般的なコンタクトと同じように目に装着することで、視界に画像や文字などのデジタル情報を表示させることができるデバイスです。

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