では、オフィス内の仕事が多い人は安心なのかと言うと、そうでもありません。冷房の効いた屋内にいると汗もかかず、のどもさほど渇かないので、一見安心感ですが、汗をかかないのが習慣になると、暑いと感じているのに汗が出ず、自力で体温調整ができなくなっていきます。
そうすると体内に熱がこもり、逆に熱中症になるリスクが高まってしまうのです。体外に排出されずに、余分な水分が溜まってしまうと、顔や身体がむくんできます。外に出る機会がない少ない方は、適度な運動を取り入れたり、のどが渇いてなくても小まめに水分を取って、排出する機会を増やすように心掛けましょう。
効率のいい水分補給は?
汗や尿による排出では塩分(ナトリウム)も流れ出るので、水分補給の際にはある程度の塩分補給も必要です。最近はフレーバーウォーターなど、ナトリウム入りの飲料水が出ているので、利用してみてください。
飲料だけでなく、生の野菜や果物からも水分補給ができます。サラダやフルーツも適度に取り入れましょう。きゅうりやトマト、レタス、スイカなどの夏野菜は90%が水分と言われているのでオススメ。この時期、コンビニでも手に入りやすいはずです。
汗をかきすぎても、逆に汗が出なくても、体には不調が出てしまうので、夏の体調管理は難しいもの。そして熱中症は「命の危険」を招きかねません。飲料水や野菜、果物で水分と塩分を賢く摂取し、大変な季節を乗り切りましょう!
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