歓迎光臨「泰劇風」! 中国でタイドラマの人気が急上昇、そのブームの秘密とは?

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山谷剛史  ライター

中国で暮らしていて、最近「泰劇」という言葉によく遭遇するようになった。泰劇とはタイのテレビドラマのこと。
 
 繁華街から閑静な住宅街や青空市場に至るまで街の至る所に海賊版DVD屋があって(僕自身は買わないけれど)、「泰劇入荷!」みたいなPOPをよく見るようになった。中国の動画共有サイトでもまた「泰劇」というカテゴリーをよく見るようになった。

タイは、雲南省など近隣の地域では身近な国であれ、広大な中国全土的には日本や韓国と比べてずっと遠い存在だった。
 
 中国で一般的にタイといえば、都市住民中流化から認知度を上げつつある「タイ料理レストラン」「タイのビーチリゾート」「タイ米(日本の1994年の“コメ騒動”時に出たモノと違って高級なものが中国では流通している)」、それにタイの女性歌手デュオ「チャイナドールズ(中国娃娃)」くらいだろうか。



■青空市場ですらタイドラマの海賊版が売られている

 
 チャイナドールズの中国語の定番曲「Muai Nee Kha(中国語は単眼皮女生)」は中国のカラオケでよく歌われるほどの認知度ではあるが、だからといってタイブームが起きているとは言いがたかった。

海賊版が多数出ている状態にネットではどうかと、中国語の検索サイト「百度」で、「泰劇」と検索してみれば、動画サイトが「泰劇」を1つのチャンネルにするなど既にタイドラマが定番化している(タイトル横画像は大手ポータルサイト「捜狐(SOHU)」の動画サイト内にある「泰劇チャンネル」)。

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