東大卒ママたちが「高学歴女性」に伝えたい"教訓" 結婚相手選びは?子どもを産むタイミングは?

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いずれにおいても「子どもを持つタイミング、妊活や不妊治療など生々しい話もできる関係性をパートナーと築いていくことが大事」「出産によるキャリア中断はつらい」「リスクを考える(離婚、死別、シングルマザーになっても育てられるように)」という発言もあった。

子どもを産むことは、自分だけで計画してもその通りにはいかないこともある、ということを充分に理解しておく。子供を産まない人生になった場合に、どんな風に生きていきたいか、どんな選択肢があるのか、をパートナーとよく話し合ってイメージを膨らませておく。

若い女性たちに知っておいてほしいメッセージ

妊娠出産は自分だけで決めることができないし、計画的にコツコツと努力を重ねても、計画通りには進まないことがある。東大生をはじめ、計画的で努力家な大学生の女子たちに、知っておいてほしいメッセージである。

思い通りにいかないのは、妊娠出産だけではなく、その後の子育ても同じ。東大ママ門は同窓会組織として子育ての悩みなどを共有しており、最近は不登校や発達の遅れなどについて話し合う交流会も実施している。

そうした悩みを共有できる場をいくつか持っておいたり、必要に応じて訪ねていくこと。そんなことも、ぜひ若い女性たちには知っておいてほしい。

(この記事は東大ママ門2023年度幹事・アンケート班が記事執筆を担当した)

この記事の前編:なぜ東大女子は少ない?知られざる卒業生の本音
東大ママ門 東大卒ママの同窓組織

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とうだいままもん / Todai mamamon

団体概要:2011年のホームカミングデーをきっかけに発足した東大卒業生の同窓組織。Facebookグループには0歳~小中学生の子を持つ母親を中心に、20~50代の東大卒業生560人が登録。「子育て中だが、会社内にはまだロールモデルが少ない」などの悩みを、同じ大学出身という共通基盤の下にFacebookのグループページ(非公開)で共有したり、オフ会、勉強会などで情報交換している。立ち上げの経緯はこちら(リンク)。

立ち上げ人:中野円佳。2007年、東京大学教育学部卒。『「育休世代」のジレンマ』(光文社新書)著者。同著では制度が整ってからも総合職女性が活躍しづらい社会構造を指摘。高学歴女性の抱えるジレンマについて触れている。

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