東洋経済オンラインとは
ビジネス

戦時に毒ガスを研究「ウサギの島」まさかの実態 戦時中の痕跡があちこちに残っている

8分で読める
  • 村田 らむ ライター、漫画家、カメラマン、イラストレーター
2/6 PAGES

そして早朝に竹原駅から忠海駅へ移動し、船舶乗り場でチケットを買った。

船舶時刻表によると、始発は7時40分だった。釣り人や、カップルなど7人の客が乗船した。

定刻通り船は出発した。職員が着るピンクのパーカーの背中を見ると「兎人(うさんちゅ)」と書かれていた。

かなりウサギ推しをしているらしい。個人的には「毒人(ぽいずんちゅ)」と書かれたジャンパーが欲しい。毒ガスマスクをつけたウサギの絵も入れて欲しい。

船は15分ほどで大久野島へ到着した。

出迎えてくれたウサギ

ついに毒ガス島に上陸である。さあ、毒ガスの跡地を見るぞ!!と歩き出した。すると足音を聞きつけたのか、遠くからトコトコトコとウサギが走ってきた。

僕の前に来ると、後ろ足で立ってこちらを向いて鼻をヒクヒクさせている。

「え〜ウサギってこんなになついてくるものなの〜?   きゃわゆーい」といっぺんに心を持っていかれた。

幼稚園の卒園式でウサギをもらい、小学校1〜2年生の頃まで飼っていたけどこんなになつかなかった。

そう言えば、飼ってたそのウサギは近所の野良猫に食べられちゃったな〜と少しブルーな思い出が脳の奥の方からにじみ出てきた。

こんなになついてくるなら、エサをあげたいなと思い船着き場で聞いてみると、島内ではエサは買えないのだという。

次ページが続きます:
【陽気な質問へのヘビーな答え】

3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象