ついに決勝!「THE SECOND」見所を"徹底解説" M-1やキングオブコントファイナリストも参戦

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タモンズの大波康平と安部浩章は、高校時代に出会った同級生コンビだ。関西出身ながら「すぐ目立てる」と考え、2005年に2人でNSC東京校に入学。その後、ヨシモト∞ホールを中心に活動し、2012年、2013年には『THE MANZAI』の認定漫才師50組に選出されている。

2014年から大宮セブンの結成に伴ってメンバー入り。マヂカルラブリー、GAG、すゑひろがりず、囲碁将棋、ジェラードンら後に賞レースを沸かせるメンバーの中で切磋琢磨した。そんな2人は“大宮の最終兵器”と呼ばれている。

じっくりとした掛け合いからジワジワと上がっていくボルテージ。いぶし銀のベテラン漫才師を思わせる、豊かな声色と抑揚で勝利の女神を引き寄せるか。

かつてのM-1ファイナリストの熱い戦い

■貫禄さえ感じるベテラン対決

THE SECOND
ザ・パンチvsタイムマシーン3号(写真:番組公式サイトより引用)

そして、最後の対戦が「ザ・パンチvsタイムマシーン3号」。どちらもかつてのM-1ファイナリストであり、年輪を重ねた味わいも相まって審査が難しいバトルになりそうだ。

ザ・パンチのパンチ浜崎とノーパンチ松尾は、高校在学中に結成した同級生コンビだ。2008年、当時のラストイヤー(結成10年)でM-1決勝に進出。結果は最下位と振るわなかったが、会場の緊張感と芸風とのギャップもあり強烈なインパクトを残したのは間違いない。

当初はナルシストな浜崎に対し、松尾が「お願~い、死んで~!」と嘆くようにツッコむスタイルだったが、倫理性を欠くワードにアレルギーを起こす観客が増え始め、徐々に笑いも減っていった。2011年の東日本大震災を機に“不謹慎”だと判断し封印。以降、現在の正統派に寄せたスタイルにシフトしている。

2019年には、浜崎が闇営業騒動で無期限謹慎処分に。長い不遇の時期を乗り越え、27年目にして今大会のファイナリストになった。もはや貫禄さえ感じるバカバカしさがどう評価されるのか注目したい。

現在、バラエティーやYouTubeで高い人気を誇るタイムマシーン3号の山本浩司と関太。2人は東京アナウンス学院で出会い、2000年にコンビを結成した。モーニング娘。ら女性アイドル中心の芸能事務所(現在は太田プロ所属)に10年以上在籍していた珍しい芸人でもある。

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