ついに決勝!「THE SECOND」見所を"徹底解説" M-1やキングオブコントファイナリストも参戦

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昨年の「ノックアウトステージ16→8」で2人が厚い信頼を寄せる先輩・ギャロップに敗れたが、会場のウケ具合はほぼ変わらず。一般審査の点数もわずか1点差(284点と285点)だっただけに、今年こそグランプリファイナルで結果を残したいところだろう。

ちなみに彼らは、結成19年目にして初めて全国ネットの賞レースで漫才を披露することになるという。ぜひ多くの視聴者にその実力を見せつけてほしい。

一方、ガクテンソクのよじょうと奥田修二は、中学・高校の同級生。20代に入ってプール監視員のアルバイトで偶然再会し、コンビ結成間もなく2005年の「M-1グランプリ」で準決勝進出を果たしたコンビだ。

2013年に「NHK新人演芸大賞」の演芸部門で大賞を獲得し、2015年の「ytv漫才新人賞」で優勝するなど数々の賞を受賞。しかし、M-1ではあと一歩及ばず、ついに2020年のラストイヤーまで決勝進出は叶わなかった。

その後の『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)で、サンタに扮した千鳥・大悟が2人にダウンジャケットと新幹線のグリーン券をプレゼントし労っていたのを思い出す。昨年4月、彼らは活動拠点を東京に移した。心機一転、今大会でM-1の雪辱を果たしたいところだろう。

3レースのトリプルファイナリストも

■クセ強漫才と最終兵器「大宮ダービー」

THE SECOND
ななまがりvsタモンズ(写真:番組公式サイトより引用)

「ななまがりvsタモンズ」も見応えのある対戦になりそうだ。ラフ次元vsガクテンソクが「大阪ダービー」なら、こちらは「大宮ダービー」と呼ぶべきか。大宮ラクーンよしもと劇場で腕を磨く2組の対決となる。

ななまがりの森下直人と初瀬悠太は、大阪芸術大学の「落語研究寄席の会」出身。先輩にミルクボーイ、後輩に空気階段・鈴木もぐら、オダウエダ・植田紫帆と、後に賞レースのチャンピオンとなる芸人を多く輩出したお笑いサークルで2人は出会った。

2019年に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画「新元号を当てられるまで脱出できない生活」で広く知られることになったが、実は『R-1グランプリ』(森下)、『キングオブコント』『THE SECOND』、3つの賞レースのトリプルファイナリストになった数少ない芸人でもある。

独特なボケを繰り出す森下、コミカルなリアクションで笑わせる初瀬。クセの強い彼らの漫才が、大会を制することになるか。

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