1店舗しかないのに、そのお店のためだけに開発され、生産されるメニューたちと、明らかにお金のかかったコンセプチュアルな店舗設計。さらには専用のロゴに、専用の食器、専用のホームページ、プロが写真撮影をしていると思われる、気合いの入った専用Instagramアカウントなどなど……。
店舗を構える場所は銀座と築地の中間地点である東銀座。人通りは銀座や築地ほど多くはないものの、両方からアクセスできる絶妙な立地です。つまり気合いがみなぎっています。
「コメダイズ」はコメダからのメッセージ
しかもプラントベースとはいえ、食べたものはすべてきちんとおいしく、コメダならではのサイズ感も維持されているところに、コメダらしさもきちんと残しつつで、「なんか絶妙だよなぁ」と関心しきり。今までとの違いを見せつつ、ファンをしっかり満足させてくれます。
筆者は「スタバが若者に支持されるのに対して、コメダ珈琲店っておじちゃんおばちゃんがゆっくりするための店」というイメージを持っていたのですが、「コメダイズ」では、ヴィーガンやサステナブルという、最先端のコンセプトを提示してくることで、「俺たちそれだけじゃないぜ! これからもいい意味で裏切るぜ!」というコメダからのメッセージを受け取ることができた朝でした。
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