たんぱく質入門 どう作られ、どうはたらくのか 武村政春著
筋肉、爪、髪の毛、皮膚から唾液に至るまで人の体はたくさんの種類のタンパク質でできている。さらにインフルエンザウイルスをやっつけるのも、食べ物を消化するのもタンパク質であり、人はほとんどタンパク質の塊といってもいい。その一方で、人の体にどれだけの種類のタンパク質があり、それぞれがどういう働きをしているのか完全にはわかっていない。
タンパク質が初めて発見されてから2世紀。生物教育教材や生徒実験の開発研究を専門とする大学准教授が、未解明な部分も多いこの生体・化学物質について栄養学と生化学の両面からアプローチし、作られ方から構造、性質、遺伝や病気まで、不思議な世界をわかりやすく解説する。
講談社ブルーバックス 945円
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