「中学受験勝ち抜いた子」に共通する"3つのカギ" 中受での経験が、その後の大学受験でも生きる

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3 元気で勉強し続けられる体力を持つ

最後は、「元気で勉強し続けられる体力を持つ」です。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、これがいちばん大事です。

子どもは自分の体調管理に対してまだ理解ができておらず、頑張りすぎてしまったり、無理をしてしまうこともあります。

親御さんは、お子さんが体調を崩さないよう、手洗いやうがい・水分補給などにきちんと気を配ってあげる必要があると言えるでしょう。

今回東大生で中学受験でもいい結果を得ていた人たちに話を聞くと、「規則正しい生活をしていた」と答える人が圧倒的に多かったです。

勉強する時間もきっちり決める

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夕食の時間やお風呂の時間がしっかりと決まっていて、「何時間でも勉強しよう!」というのではなく、「1日2時間勉強で、それ以上はダメ」というように、勉強時間自体にも制限があるような家庭も多かったです。

受験は短距離走ではなく、マラソンです。長く続けていくという意識の中で努力を続けられる人のほうが合格しやすいということですね。

ということで、名門中学に合格した東大生たちの3つの特徴でした。

これらの努力の仕方は、その先の人生にも必ず生きるものであり、「中学受験での経験が、大学受験でも生きた」という人も多かったです。みなさんぜひ参考にしてみてください。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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