別の株主は「競争力のある電源ポートフォリオを構築するというが、再生可能エネルギーは取り入れないのか」と質問。救仁郷副社長は、「主力はガス火力発電だが、再エネは風力に取り組んでいる。現在、自社保有分と他社からの買い取りを合わせて2万9000キロワットあるが、2020年に向けて15万キロワットに増やす方向で検討中にある」と答えた。
自由化で料金をどこまで安くするのか
ある株主は「電力・ガス自由化で料金はどれだけ安くなるのか」と、最も気になる点をたずねた。これには総合企画部担当の高松勝常務も困った様子で「難しい質問だが」と前置きしつつ、こう言葉を継いだ。
「これまでの電気・ガス料金は総括原価方式による国の査定で決まってきたが、今後は競争環境と顧客の選択肢が広がることで料金低減が達成される。もし、都市ガスの新規参入業者がわれわれより安い料金で顧客を獲るとすれば、われわれも対抗上、下げざるをえない。いくら下げるとは言えないが、建設設備や通信会社など他業種ともアライアンスを組んで、料金だけではなく、さまざまな付加価値サービスを提供したい」
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