東大生が断言「定期テスト軽視する」は危険なワケ 効率が上がる授業の聞き方・復習方法も伝授

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「今の勉強が、どんな問題になるのか?」

これを意識して先生の話を聞いていれば、「あ、今のは、覚えないと」「ここ、試験に出そうだな」とわかるようになります。

「山を張る」という言葉がありますが、それが成立するのはきちんと授業で「どこが出そうか」を意識して聞いている人です。

おすすめの勉強法は「これ、問われそうだな」という単語や事項を、1冊のノートにまとめてメモをする、というやり方です。

そのメモに軽く説明を加えます。説明を読んだら、その単語が答えられるかどうかを、チェックしていくわけです。

そうすると、少なくとも「覚えなければならないこと」で点を落とすことはなくなります。正直、難関の中高でなければ、たいていの科目はこれでクリアできます。

色付きペンを駆使して、復習用ノート作る

覚えるべきことを覚えても点数が取れない試験なんて、そうそうありません。定期テストであれば、これで十分対応可能なのです。

覚えたい箇所は、オレンジのペンやピンクのペンで書いていきましょう。こうすれば、赤いシートで消すことができます。復習するときに、自分で問題を出すことができるようになります。

こんなイメージですね。

※外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

ドラゴン桜 東大 西岡壱誠
復習用ノート(写真:筆者提供)
東大生 ドラゴン桜 西岡壱誠
復習用ノート(写真:筆者提供)

ほかの事例も紹介すると、教科書をコピーして、その中で重要そうなポイントを黒で塗りつぶし、「穴埋め問題」を自分で作っていた人もいました。

これならばペンで書かなくても問題が解けて、効率がいいですし、各授業の終わりなどに復習しておけば、テスト勉強はいらないかもしれません。

これ以外にも、教科書で重要そうな一文に線を引き、その部分が答えになる聞き方を考えて、「記述問題」も作っていたそうです。

記述式の問題であっても、この方法ならば対応できます。答えの部分を緑色の蛍光ペンで引くと、赤シートで消すことができます。

このようにして「どう問われるか」を意識して勉強すれば、普段の勉強の質が高くなり、成績が上がるというわけですね。

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