韓国発『理科ダマン』大ブレイクの「予想外」 原作者と漫画担当の2人に聞いた制作秘話
韓国は、「名門大学に入り、大企業に就職することが人生の成功だ」と言われるほどの学歴社会。実際、韓国の大学進学率は71.9%(2022年)と、OECD加盟国でもトップを誇る。
「全教科に興味を持ってほしい」という保護者の強いニーズがあるなか、テーマを科学に絞ったのは、作画のナ氏と原作者のシン・テフン氏の双方とも、科学ドキュメンタリーが好きだったから。
ナ氏は「科学漫画なら面白く描ける」と考え、制作に取り掛かったという。
小学校のカリキュラムから発想
『理科ダマン』の主人公は、科学の天才大学生のシン。妹のジュリやいとこのグゥ、パパとママがトラブルを巻き起こし、科学の知識で解決するストーリーだ。
登場人物のドタバタ劇や、ちりばめられたギャグはもちろん、「なぜおならは臭いのか」、「うんちをしなかったらどうなるの?」といった、子どもたちが喜びそうな科学ネタも大きな魅力となっている。
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