厚切りジェイソン流 シンプルな"お金の増やし方" 「Why? 投資の前に支出を見直さないの?」
鉄則はズバリ「長期・積み立て・分散」しかないよ。理由……は決まっているだろ、この投資方法がいちばん再現性が高いからだよ。世の中には専門性が高い方法で成功している人もいるけど、それはその人だからできたこと。極端な言い方をすると、運がよかったのかもしれない。
どっちにしても、他人にはそれは再現できないでしょ。だって、宝くじの高額当選者の必勝法をまねたからといって、億万長者にはなれないじゃん。
株価指数などに連動するインデックスファンドになぜ投資するか、もうちょっと聞きたい? それは「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットの影響が大きいよね。
彼は2007年に100万ドルを使い、インデックスファンドと、優秀なファンドマネジャーが運用するヘッジファンド、どちらが10年後に利益を出すか賭けをしたんだ。
結果はインデックスファンドの利回りが年7.1%、ヘッジファンドが2.2%で、バフェットが見事大勝利を飾ったんだ。
投資のプロでも市場が読めないのに、素人の僕が結果を出せるわけないじゃん。それで、インデックスファンド一択になったんだ。
CRSP USファンドとは
・米国株ファンドを選ぶ
僕が定期的にコツコツ積み立てているのは、米国株のインデックスファンド。全米株式市場の大型株から小型株まで約4000銘柄を時価総額で加重平均した指数である「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という株価指数に連動するものだ。
以前は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQ(米店頭株式市場)に上場している企業の中から主要500銘柄を選び時価総額で指数化した「S&P500」に連動するインデックスファンドに投資していた。
でも、中小企業までカバーするCRSP USに魅力を覚えて変えたんだ。
僕に米国で起業した経験があることは知っている? 投資家にもたくさん接したよ。米国人はスタートアップ投資が大好き。もちろん、日本人以上にだ。
投資家のバックアップを受けて、若い企業が飛躍的に成長するチャンスがあるからこそ、CRSP US連動型のファンドを選んだ。組み入れ銘柄が多く、分散投資にもなる。
最近はインド株や半導体関連株に投資するファンドもあるけど、それは分散投資とはいえないから、流行しても僕は手を出さないと思う。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら