世界的シェフが大興奮「日本の"意外すぎる食材"」 「伝説の農場」を訪れ大喜びした「あの野草」は?
当時の日本では、フランス料理であればフランスの、
「
土の上を歩けば「通じ合う言葉」がある
2022年夏、浅野はイタリアのシチリア島で10年連続ミシュランの星を守ってきた「バイバイブルース(byebyeblues)」のシェフ、パトリツィア・ディ・ベネデット氏を農場に迎えた。
ベネデット氏は、国内でイタリアンレストランを複数店舗展開するサローネグループと提携し、東京・丸の内に「バイバイブルース東京」をオープン。開店に先駆け、自ら東京近郊の農家を回って食材を探していた。
誰が来たときでも、浅野は同じことをする。
畑を歩き、「自分がどのようにその作物を育てているか」を話し、その場で収穫して食べてもらうのだ。
試食や撮影をしながら、ベネデット氏は通訳を介して浅野の話に熱心に耳を傾ける。同行したサローネグループ統括料理長の樋口敬洋氏が、その日のことを振り返る。
「パトリツィアシェフは、浅野さんの好奇心と情熱、野菜の持つ甘み、種類の多さに驚いていましたね。あと、早採りしてミニサイズで出したり、実を食べる野菜なのに花を出荷したりといった“表現方法”が面白いと言っていました」
ベネデット氏は、昨年春にも農場を再訪。そして、
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