話題の「LUUP」徹底的に調べてわかった"実力" 渋谷周辺の100ポート全部回ってみた【前編】

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急いでいる時に、このようなポート探しが発生してしまうのは、利用者目線では嬉しくはないだろう。

また、インパクトでいうと、渋谷ストリームの側にある地下駐車場のポートがすごかった。それがこちら。

電動自転車54台
電動自転車54台。こんなに並んでいると、もはや感動すら覚えてしまう(筆者撮影)

LUUPer(ルーパー)の連帯感を感じる

さて、50カ所を回ったあたりで昼となる。ちょうど目の前にあった「ターリー屋」でカレーを食べる。朝からずっと何らかの形で動いているので、お腹はぺこぺこだ。

チキンケバブキーマライス定食
チキンケバブキーマライス定食(990円)(筆者撮影)

栄養補給をして、残り半分を制覇しにいく。

午前中は、キックボードを使ったから、午後は電動自転車のほうも使ってみる。やはり、自転車のほうが、使い慣れていることもあって、安心して乗れる印象を受ける。だからこそ、安心して、堂々と歩道を走ってしまう例もあるようだ。

午後の時間帯になると、キックボード、電動自転車含めてLUUPユーザー(ルーパーというらしい)が目に見えて増えてくる。中には、ポート内でバッティングすることもある。しかも、ポートは小さく、一度に多くの人がそこに駐車することができないから、必然的に利用者相互に譲り合いが必要になる。譲られた時には、ちょっとした会釈などをして、「ああ、君もルーパーなんだね」という不思議な連帯感を共有する。

ポート
(筆者撮影)
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