「たっぷり寝た日の朝に片づけ」で心が軽くなる訳 まずは「家の散らかり症状」を5段階でチェック

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毎日暮らしていると、家の中は常に目にする光景のため、見慣れてしまい物が増えていっても気になりません。

例えば、少しずつ体重が増えても、本人は「少し太ってきたかな?」と思う程度。しかし、久しぶりに会った友人、知人には別人のように太っているのが明らかなのと同じです。

多くの家を見てきて、「散らかりレベル」というのが私の中にあります。
皆さんは、散らかった住まいを多数見ていないため、「うちってどうなの? 片づいているの? 散らかっているの?」と思いますよね。

私が見てきた住まいを、散らかり症状5段階に分けてみたいと思います。自宅はどの段階になるのか目安にしてみてください。

散らかり症状5段階

■健康な家

床はもちろん、テーブルや出窓、カウンターなどの上に物がのっていない。散らかっているという印象は受けない住まい。

キレイな状態を維持していきましょうというレベルです。

■軽症段階の家

テーブルや棚、出窓、カウンターの上などに常に物がのっている。少し物を寄せれば、急な来客でもごまかせるレベル。

このレベルなら、「常にのっている物の置き場所を決める」「出した物を元に戻す」という習慣ができれば健康なレベルになり、キレイが持続できる段階です。

■中等症段階の家

全体的に物は多いものの、みえている床面積はそこそこある状態。しかし、キッチン天板やテーブル、テレビ台など面が広い箇所に物が積み重なっている状態です。

また、日頃使っていない部屋(例えば客間の和室など)が物置になっています。さまざまな場所にのっている物、物置代わりにしている部屋にある物の整理をして減らすことから始めるとよいでしょう。

■重症段階の家

物があふれて床がほとんど隠れています。物をよけながら、またぎながらなんとか移動ができるレベル。物がありすぎて掃除がしづらいため、ホコリや汚れがひどくなっています。

ここまで来たら、「もったいない」「大事」「高かった」と理由付けをして物を取っておくレベルではありません。

次の段階になると重篤レベルになるため、とにかく最低限のものだけ残し、ほかは手放す覚悟で整理をします。床が全部みえる状態にまでもっていくことです。

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