「子供の成績が下がる」家庭に共通しているNG要素 親の機嫌がいい家庭ほど、成績は伸びやすい
この漫画にもあるとおり、学力のアップには、「コミュニケーション」が大事です。普段の生活の中で、親が「なぜ?」と聞くことによって、子供に思考させる余地を与えることが、ポイントの1つだと言えます。
私はこの状況をよく、「コミュニケーションのラリーが行われている」と説明します。
問いかけを行うことで、子供の成績は伸びる
例えば「今日のサッカーの試合、どうだった?」と子供に聞いて、「うーん、あんまりうまくいかなかったんだよね」と返されたとします。その場合、「そうなんだ」と言うだけなのか、「どうして?」と聞くのかによって、子供の学力は変わってきます。言うまでもなく、「どうして?」ときちんと問いかけを行うと、そこにコミュニケーションのラリーが発生します。
1つの話題に対して、「なぜ?どうして?」という深掘りを親御さんがしっかりしている家庭は、子供の成績が上がりやすいのです。
逆に、親御さんがコミュニケーションを疎かにしてしまうと、子どもは思考することをやめてしまいます。こうなると、あまり学力は伸びません。親の機嫌がよく、親子の仲がいい家庭は、コミュニケーションが増えて成績が上がりやすいのです。
もしこの記事を読んでいるのが親御さんであれば、ぜひ、「子供の成績について叱る」前に、「自分の機嫌のほうを直してみる」ということを意識してもらえればと思います。もしかしたら、それだけで子供の成績が上がることがあるかもしれません。
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