難関資格に合格した人が知る「結果が出る勉強法」 結果を無視した「学校の勉強」から卒業しよう

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学校の勉強は基本的に集団で、一斉に勉強します。テキストを使い、座学で、「前から順番」に行います。あくまで全体の効率を優先し、一律・均一を重視したものになっています。そして、残念ながら、一人ひとりが「結果を出す」ことへのこだわりは見られず、選別、順位づけの仕組みになっています。

その証拠に、テストは基本的に中間試験、期末試験など、何カ月かに1回の頻度で行われます。その目的は評価・成績をつけるためです。試験後、生徒全員がわかるようにフォローアップすることは行われないのが普通です。あなたはこれまで、「結果が出る勉強」をしてきていないのです。

「学校の勉強度」チェック

では、あなたの「学校の勉強度」をチェックしてみましょう。あなたがうなずく項目にチェックを入れてみてください。

□ゆっくりじっくり「考える」ことが勉強だ
□前から順番に積み上げて理解することが勉強だ
□椅子に座り、机・本に向かうことが勉強だ
□まずはインプットしてからで、アウトプットは後からが勉強だ
□問題集は答えを見ないでウンウン考えて解くことが勉強だ
□わからないところを今すぐわかるようにする。それが勉強だ
□問題集を解く、答練・模試を受けることがアウトプットだ
□問題集・テキストはキレイに大切に扱わなければならない
□全部の問題・選択肢が完璧にわからなければならない

もし半分以上チェックがついていたら、あなたは「学校の勉強」にドップリつかっています。

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