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「社員のキャリア形成に熱心な会社」トップ300社 「長期的視点」「自律的学び」「社会への貢献」で評価

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  • 伊東 優 東洋経済『CSR企業総覧』編集部 『会社四季報・未上場会社版』編集長
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最後に、前回のプラチナキャリアランキング2023年版の評価を基に審査された第5回「プラチナキャリア・アワード(企画:三菱総合研究所未来共創イニシアティブ、三菱UFJ信託銀行)」(最優秀賞:NECネッツエスアイ 優秀賞:NTTドコモ、オカムラ、ソフトバンク、SOMPOホールディングス、日清食品ホールディングス、丸井グループ)の受賞・応募企業からプラチナキャリアの実践事例を紹介する(本ランキングの評価を基に審査される第6回「プラチナキャリア・アワード」の詳細はこちら)。

最優秀賞のNECネッツエスアイの取り組み

最優秀賞のNECネッツエスアイは、中期経営計画「Shift up 2024」において高度人材の育成を経営目標に掲げ、各種教育の推進や社内制度の拡充に取り組む。人事評価項目の強化ポイントを意識した「パーソナライズ化」を可能とする学習システムを導入するほか、リスキリングの成果を発揮する場として「新規事業ピッチコンテスト【出る杭】」を毎年実施。従業員の能力開発を支援している。

優秀賞のオカムラは、DX戦略の1つとしてDX人材の育成に取り組む。DXに関心の高い従業員を募り、デジタル技術やデザイン思考などを学んだうえで新規事業や業務改善の提案までを行う約半年間の研修プログラム「DXラーニングプラットフォーム(DXLP)」を実施する。研修修了時に全員が提案発表を行い、優秀な提案は実装に向けてプロジェクト化する仕組みだ。

優秀賞の日清食品ホールディングスは、新たな食の文化を創造し続けるイノベーティブな組織の実現を目指し、中長期成長戦略のなかで人材や組織基盤の変革に取り組む。年齢・職能等級を問わず、希望する職に応募できる公募制度を設け、多くの従業員がキャリアプラン実現のために応募している。

プラチナキャリアに関連する好事例を紹介してきたが、いずれの企業も具体的な施策は整備しており、成果をいかに出すかというフェーズにきているようだ。人材に焦点を当てた施策の推進が、企業価値向上に結び付いていくのか。さらなる成果の実現に期待したい。

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